この記事ではシューケアを始めたい人、シューケアクリームの購入を検討している人に向けて、厳選したクリームを使用感が一目でわかるチャート付で解説しています!
この記事でわかること
- 自分の靴にあったシューケアクリームがわかる
- シューケアクリームの効果が理解できる
- 実体験から使用感、仕上がりイメージをレビュー
靴磨きに使用するクリームとその効果
使用するクリームとその目的
靴磨きに使用するクリームといえば、乳化性クリームが一般的です。革にクリームを使用する目的は、革の「保湿・保護」を行うためです。
乾燥によるひび割れや外出時のダメージから靴が傷つかないようにケアをします。
シューケアクリームの成分
クリームの成分は主に「水分、油分、ロウ」から構成されています。
メーカーやブランドごとに、これらの配合や使用している成分の種類が異なるため、効能や見た目に大きな差を与えます。革を引き締めたり、柔らかくしたり、クリームによって多種多様な特徴があります。
おすすめのシューケアクリーム
シューケアクリームには様々な種類が存在します。そのため、「何を選べばいいか迷ってしまう」という人も珍しくありません。
そんな時は、靴の状態や仕上がりのイメージに近いものを選べると納得のいくクリームを選べるかもしれません。
ここからは、レーダーチャートやポジショニングマップといった、わかりやすい図を用いて、クリームの効果や仕上がりイメージを解説しているので参考にしてみてください!
Boot Black/シュークリーム

- エイジングに最適
- 伸びのいいクリーム
- 上品で柔らかな艶感
瑞々しい質感で伸びのいいクリーム。
上品な艶感が革靴に“洗練された”印象を与えてくれます。ケアを重ねるごとに高いエイジング効果が期待できるのもブートブラックの特徴です。

Saphir/ビーズワックスファインクリーム

- 堅牢な光沢
- 革の保護効果が非常に高い
- 高級感のある仕上がり
カルナバルワックス(蜜蝋)を多く含み、硬くしっかりとした光沢が印象的なクリーム。
そのため、ダメージから革を守る保護効果が非常に優れています。高級感があり、フォーマルな印象の仕上がりになるのが特徴です。

M.MOWBRAY/クリームナチュラーレ

- 革馴染みがよく、もっちりとした質感
- 素材の表情を活かした仕上がり
- カジュアルな印象
革に馴染み、もっちりとした張り感を与えるクリーム。
革を引き締めつつ、素材本来の表情を活かしたナチュラルな仕上がりになるのが特徴。艶感や光沢を控え自然な印象にしたい靴に最適です。

Brift H/THE CREAM

- 浸透率が高く、内側から潤いを与える
- 素材の質感を残しつつ、革本来の艶感を出す
- 塗布した瞬間、素肌に張り付くような柔らかさを感じる
シューケアクリームの最高峰と言ってもいいほど、革への浸透率が高く保湿効果の高いクリーム。
内側から素材を整え、革が再生したかのうように柔らかな質感になるのが特徴的です。
シューケアクリームに価格、品質による違いはある?
手頃なクリームは相対的に保湿効果や持続力が低い傾向があります。
具体的には揮発性が高い、浸透率が低いといった印象です。革に馴染まず、十分な栄養にならないため、乾燥したイメージになったり、艶感が出るものは靴の上に油が重なっている。といった雰囲気になりがちです。
ただし、デメリットばかりではなく“頻繁にケアをする場合は”コスパが高い製品ともいえます。
クリームが馴染みにくい製品は、汚れを落とす時に古いクリームを除去しやすいことがメリットです。そのためケアをする度に新鮮なクリームが革にはいりやすくなります。
今回紹介したクリームはどれも高品質なものですが、同じメーカーのクリームにもグレードが存在するので、お値段による違いで悩まれた場合はケアの頻度を考慮して検討してみてください。
自分の靴に合ったクリームの選び方

靴の状態を観察して、仕上がりのイメージにあった製品を選べると間違いのない一本に出会えると思います。
クリームを選ぶ時は、「期待したい効果・見た目の印象・ケアの頻度」などを参考に検討してみてください。
それでも、迷う時はバランスが良く手に取りやすい BootBlackのシューケアクリームがオススメです!