【参考用】苔テラリウムの作り方から育て方まで!しっかり解説「テラリウムに使用する道具一覧とオススメの購入場所」

苔テラリウムの作り方から育て方「ステップ①〜③」をご覧いただきありがとうございます。

こちらのページは苔テラリウムにて使用する道具を一覧で整理したものです。参考用にご利用ください。

容器内で作業がしやすいよう各種ツールの“サイズ感”がポイントです。

容器のサイズは「直径約9cm×高さ約10cm」のガラスキャニスターを想定しています。

レイアウト時は小さめの石や流木とコケ1種がおおよそおさまるイメージです。

テラリウムに必要な道具

テラリウムの道具

道具一覧

“厳選”最初に揃えておきたいもの

  • コケ
  • 容器
  • 霧吹き
  • ピンセット
  • ハサミ

補足

厚手のペーパータオル

下処理後のコケが乾燥しないように保存場所として使用します。

軽く湿らせた厚手の紙タオルを蓋付きの容器(プラカップなど)に敷きコケを入れておくと程よく湿度を維持できるため、焦らずに作業をすすめることができます。

流木

サイズ感と下処理の有無にご注意ください。

商品によってはアク抜きが必要なものも多くあります。また、同記事内道具一覧のリンクにて参考にしたものは熱処理済みですが少し大きめです。

今回想定している容器サイズの場合は、8〜10cmの小さめのものがオススメです。

苔テラリウム専門ショップ道草

テラリウムや着生におすすめの流木です。小型のテラリウム作品に使いやすいプチサイズ。…

スプーン(匙)

土の盛り付け用に使用します。口の狭い容器で作業をする際はあると便利です。

土をならす、流木や石に付着した土を払うことでレイアウトを整えるために使用します。

殺菌剤(カビ防止剤)の違いについて

下処理や育成時に「ベンレート」「オーソサイド」といった殺菌剤を使用することがあります。

2種類使用している理由はローテーション散布により薬剤の耐性をつけさせないためです。

しかし、植付け当初はどちらか一種類あれば大丈夫です。

計量スプーンのついたものであれば、前述した土の盛り付け時にも使用できます。

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活着剤と栄養剤の違いについて

活着剤は、養分の吸収効率がいいため「植付け直後」の使用に向いています。使用することで、コケの着生、成長が早くなります。

栄養剤は土壌を整え、緑色の健康的な葉を育むためのものです。養分の不足により、色が浅くなった場合に使用します。

コケはあまり養分を必要としませんので、栄養剤は使用する機会が少なめです。

どこで買えばいいの?

基本はネットショップで事足りますが、その他ご自身の目で実物を確かめたいという方はこちらを参考にされてみてください。

コケや土

  • コケ農家さんの直売所
  • 熱帯魚やアクアリウム取扱店

コケ農家さんはもちろんですが、近隣にあることも少ないと思うのでアクアリウムなどの取り扱い店を覗いてみてください。近いジャンルなので、水草などと一緒に流木や石、コケの販売も多く見かけます。

またインテリア雑貨を充実させた大型のホームセンターもコケテラリウムのラインナップが豊富です。ただし地域によって店舗自体見かけることも少ないので、お近くにそういったショップがある場合は取り扱いを確認してみるのもいいと思います。

容器、小物

  • インテリアショップ
  • 雑貨類販売店
  • 100円ショップ

個人的なオススメは「3Coins」です。

安価ですがおしゃれな容器が多いです。また、園芸関連の製品も多く、ガラスボトルの霧吹きなども取り扱っています。

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コケはどんなふうに売られてる?

コケの販売方法は栽培、採取したものと加工し乾燥させたものの2種類があります。

フリーズドライ

  • メリット:保存が楽。長期間の保存に向いている
  • デメリット:着生に時間がかかる

乾燥した状態で販売されています。水で戻して使用することができます。

フリーズドライは実店舗や直売店で販売されているものに多いです。容量が多く園芸用に販売されている傾向があります。

一度水で戻したものは再度乾燥させて保存をさせることはできません。

しかし、フリーズドライのままであれば長期保存が可能ですので、使用時は必要な分だけを取り出し使い切ってしまいましょう。

栽培、採取したコケ

  • メリット:レイアウトがしやすい
  • デメリット:保存期間が短い

生のコケをプラカップの容器などに入れ、湿度を維持させたまま発送されます。

サイズ感や形状を確認しながらレイアウトできるため、コケテラリウムを売りにした販売店、ネットショップなどではこの販売方法が主流です。

フリーズドライに比べ保存期間は短いですが、余ったコケは適当な容器に収め、冷蔵庫での保存が可能です。

ただし、次第にコケが弱り、カビも繁殖しやすくなるため、定期的にメンテナンスが必要になります。

まとめ

コケの道具は比較的揃えやすいものばかりです。

昨今はテラリウム自体が注目を集めているため、専門店なども増えてきています。

調べてみると意外と身近にお店があった!なんてこともあります。

植え付けに時間をかけすぎると、コケが傷んでしまうこともあるため、なるべくスムーズに植え付けを行えるよう道具はしっかり揃えておきましょう。

その他道具の使用方法については各種関連記事でご覧ください。

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