今回はシューケアの基本「革靴の磨き方」についてお話しをしたいと思います。基本的な工程をしっかり抑えれば、どんな革靴も見栄えのたつ印象を与えることができます。
「明日結婚式に参加しなければいけないけど靴が汚れている!」「大事な商談前に靴を綺麗にしておきたい!」と、いった方でも簡単に靴磨きができるくらい、要点をおさえた内容になっています。
- 基本の3ステップ:短時間で靴を綺麗にする「汚れ落とし・栄養補給・仕上げ」の手順
- 必要な道具の役割:ブラシやクリームの使い方と用途について
- 失敗しないコツ:革を傷めず、誰でもキレイにツヤを出すためのポイント
靴磨きは「汚れ落とし・栄養補給・仕上げ」の3ステップで完結します。これから本格的に道具を一括で揃えたい方は、シューケア用品の一覧ページも参考にしてみてください。
靴磨きの基本工程について
靴磨きの工程は大きく分けて以下の3つだけです。
- 汚れを落とす:ダメージの原因を除去して下地を整える
- 保湿:栄養と潤いを与える
- 仕上げ磨き:艶を出し、保護する
具体的な内容と方法については各々に詳しく解説していきます!
準備する道具
- 馬毛ブラシ:ホコリや砂を払い落とす
- シューケア用クリーナー:古い汚れやワックスを落としてすっぴんに戻す
- クロス:汚れの拭き取り・仕上げの乾拭き
- 乳化性クリーム:革に水分・油分・ツヤを補給する
- 豚毛ブラシ:クリームをコシのある毛先で毛穴まで馴染ませる
道具が揃っていない!という方は更に簡略化した内容のこちらをご覧ください!
今回は「時短、低コスト!でも、しっかり靴磨きができる方法」を解説します! こんな人にオススメ お手軽に靴を綺麗にしたい 簡単に揃えられる道具を知りたい […]
靴磨きの方法
汚れを落とす
- 馬毛ブラシで縫い目やコバの砂・ホコリをサッと払い落とす
- クロスにクリーナーを少量つけ、表面の古い汚れやワックスを優しく拭き取る
靴には様々な汚れが付いています。ホコリや砂のように表面を傷つけるものや、雨水や汗のように内部に浸透して素材そのものにダメージを与えるものなど、まずは、それらの汚れを取り除いて下地を整えていきます。
しっかりと汚れを落とすことで新しいクリームが革に浸透しやすくなり、美しい仕上がりを期待できます。
使用するクロスはTシャツの端切れや汚れ落とし専用の繊維の硬いクロスがおすすめです。
クロスで靴を磨く際、表面に付いた小さな砂粒で革を傷つけないよう、まずは毛先の柔らかい馬毛ブラシでホコリを予め落とします。
保湿(素材を整える)
- 乳化性クリームを指先にとり、靴全体に点々とバランスよくのせる
- 指先で円を描くように薄く満遍なく塗り込む
- さらに豚毛ブラシで素早くブラッシングし、毛穴まで馴染ませる
革素材はお肌のようなものですので、手入れをしないまま時間が経てば水分が抜けて乾燥します。
革本来の適度な弾力と艶を維持するために“乳化性クリーム”を満遍なく均一に塗っていきます。
乳化性クリームは水分を補うとともに、配合されているロウにより革を保護する効果が期待できます。その分ベタつきが残るとホコリや汚れが付着しやすくなりますので、コシのある豚毛ブラシで摩擦熱を活かしながらしっかりと革に馴染ませましょう!
乳化性クリームの効果や種類を詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください!
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仕上げ磨き
- 乾いたクロスで表面に残った余分なクリームをしっかり拭き上げる
- 馬毛ブラシで軽くブラッシングし、微細なホコリや指紋を払う
豚毛ブラシでクリームを馴染ませても、表面にはクリームのベタつきや引っかかりが残っていると思います。そのためまずは乾拭きを行い、最後に馬毛ブラシで付着したホコリや指紋を落として完成です。
拭き上げにより薄い皮膜を形成することで外部からのダメージを防ぐ効果も期待できます。
使用するクロスは柔らかく目の細かいものがおすすめです。毛羽立ちのあるものだと折角磨いた靴に埃がついてしまうため、私の場合は鏡面仕上げ用のクロスを使用することが多いですが、準備が難しい場合は汚れ落とし同様Tシャツの端切れが万能です。
まとめと補足
靴磨きは、クリームやクリーナーの使い分けなど細かな工夫などを考慮すれば非常に奥が深い世界ですが、簡単に済ませるなら基本の工程をしっかり抑えていれば十分です!
一連の作業に慣れてくると、無心でブラシを動かして革が蘇っていくプロセス自体が、忙しい日常の中で自分の気分をリセットしてくれる静かな時間に感じられるはずです。
お気に入りの道具を揃えて足元を育てる楽しみを味わいたい方は、下のリンクを参考にしてみてください。シューケア用品を一式揃えられるように一覧ページを用意しました。