今回は、「初心者の方でも簡単にできる苔テラリウムの作り方と育て方」についてお話をしたいと思います。
この記事でわかること
- 苔の簡単な植え付け方法
- 苔の育て方
- 育成時の注意点と対策
苔テラリウムとは?
テラリウムとは?
ガラスの容器の中で植物を栽培する方法です。最近では、流木や岩石を入れて小さな自然をお部屋で楽しむ方法として注目されています。
苔とは?
コケ植物(蘚苔類)に分類され、光合成によって生育する”植物のようなもの”です。苔には根がなく、主には胞子散布により発芽します。発芽すると原糸体という糸状の配偶体を伸ばし、小さな芽をだします。
簡単にいってしまうと、苔そのものが種であり母体です。そのため、苔を摘んでその辺に放置しておけば環境に適応して勝手に育ってしまうなんてこともあります。
苔テラリウムに必要な主な道具

- 蓋付きの容器
- ピンセット
- 土
- 苔(ホソバオキナゴケ)
- 霧吹き
土や苔、容器に入れるものは専門店での購入がオススメ!
自然に生育された苔は虫や雑菌の棲家になっていることがほとんどです。テラリウムに使用する道具は、加熱殺菌処理された土など衛生的なものを使用するようにしましょう。
その他、カビ防止剤や栄養剤など必要に応じて使用するものもありますが、最初はリストの記載のものだけで十分です!
また最初に育てる苔は「ホソバオキナゴケ」がおすすめです。苔の中でもたくましく育つ種類なので、成長過程をじっくり観察しながら苔の管理に慣れていくことができます。
苔の植え付け方法

- 苔をハサミで刻む
- 容器に薄く水に伸ばし、苔を湿らせる
- 湿らせた苔をつまみ土の上に敷き詰める
最も簡単な方法は苔を刻んで土に敷く方法です。苔の下ごしらえをする際に乗せる容器はアルミホイルなどで十分です。容器に土をいれて軽く湿らせておくと、土台が安定し、苔の乾燥も防ぐことができます。フサフサと芝生のように伸びる苔におすすめの方法です。(※苔の種類によって植え付け方は異なります)
カビのはなし

カビ対策
カビは高温多湿を好みます。テラリウムの環境はカビを育てるにも最適の環境です。ただし、カビが生えると一瞬で苔を蝕みます。
容器内の温度が上昇する環境は避け、適度に換気を行うことでカビの発生は防ぐことができます。カビはホコリや人間の垢などを栄養にして繁殖をするので換気の際はなるべく汚れが容器に入らないように工夫しましょう。
また、時々カビ防止剤を散布しておくのもおすすめです。
流木や岩石のレイアウトについての注意
流木や岩石を容器の中に入れて楽しむのもテラリウムの醍醐味ですが、これらはカビの発生リスクをあげてしまうアイテムでもあります。
カビは流木などの有機物も栄養にして育ちますので、苔の管理に慣れるまでは、苔のみを育成して楽しむのがおすすめです。
まとめ

ポイントを押さえれば苔は上手に育ってくれます。容器の中で小さな自然を愛でるのもまた一興です。
巷に溢れる美しいテラリウムの画像などを見ると流木や岩石を入れて楽しみたい気持ちも大いにあると思います。
こちらの記事で語りきれなかった、カビが発生した場合の対処や流木の下処理などは後日お話ししていきたいと思います。