中古で購入したフィアットにハートのバッジがついていたので交換を行いました。必要な工具や外し方、交換の際の注意点などをまとめておこうと思います!
車種・必要な道具
ー 使用する道具 ー
- Bピラー(フィアット500用)
- トルクスドライバーT20
- マイナスドライバー
- ヘラ
今回ピラー交換を行った車種はフィアット500 スーパーポップ(2016年に発売された限定車)です。交換用ピラーは楽天市場で購入しました。(2025年10月現在)
Bピラーはトルクス(ネジ)で固定されているのでトルクスドライバーの20番を準備してから作業を始めてください。
ヘラやマイナスドライバーはウェザースリップ(窓の周囲についてるゴム)を押し込む際に使用します。薄くて平べったいものならなんでもいいと思います!
Bピラーの外し方
ピラーを外す準備
- 窓を全開にしてエンジンを止める
- 画像のa,bを順番に二箇所外す
窓周辺のゴム部分は手で剥がせます。他の車種は分かりませんが私のフィアットは枠にハマっているだけでしたので、少し力を入れて引き抜くようにしたら簡単に外せました。
ピラーを外す
- ゴムに隠れたトルクスを露出させる
- トルクスを完全に外す
- Bピラーを横にスライドさせる
- Bピラーを軽く上方向に引き上げる
トルクスは2本ついていてBピラーに隣接したゴムの裏に隠れています。トルクスを落とさないように注意して外してください。
トルクスを外したらピラーを手前にスライドさせてから上に軽く引き抜くとピラーがハマっていた枠から取り外せるようになります。
Bピラーの取り付け時の注意点
取り付けについては外した時と逆の順番で取り付けを行うことになります。
注意点
最も注意が必要なポイントはドアの昇降をスムーズに行えるようにすることです。
Bピラーの周囲はゴム製のモールで囲まれています。強引に押し込んだり、噛み合わせが悪いとウィンドウを閉める際に負荷がかかり破損の原因になります。
最悪の場合ウィンドウが昇降しない、グラつくなんてことも起こり得ますので慎重に作業を進めましょう。
ポイント
Bピラーに隣接したゴムモールには窓がハマる溝があります。ここにゴムモールをそわせるように押し込んでいきます。
最初に一番下の溝を窓に押し込みつつ、余ったゴムを上から順にBピラーのガイドに嵌めていきます。少し嵌めたら下に押し込むイメージだと綺麗にハマっていくと思います。
また、ガイドからゴムモールが浮いていてもドアがうまく昇降しません。ヘラなどを利用してしっかり押し込んでいきましょう。その際ゴムを傷つけないように注意してください。
さいごに
正直なところ車好きなタイプではないので、最初はこんなの素人にできるのか疑問でしたが、やってみると意外と簡単でした!
これからBピラーを交換されたい方は余計な出費も抑えられますので是非参考にしてみてください。