以前から気になっていた「クレヨンしんちゃんドレスアップパーティー(ぬいぐるみソフビフィギュア)」を購入したところ、どうやら・・・
明らかに!偽物なので、その特徴と正規品を購入するときのポイントをまとめました。
本物と偽物
今回購入した模造品の特徴的な項目をいくつか並べてみました。
箱と内袋
模造品は簡易的な袋に包装された状態で到着し、箱やカードが付属していませんでした。
フィギュアを包む内袋もウィンクをするかのような「スマイルマーク」があしらわれ、どことなく腹のたつお茶目さがあります。そして何より質感も薄くて安っぽいビニールのようです。(正規品は固くしっかりとしたフィルムのような手触り)
手足が脱臼している
恐ろしいことに手足が抜けそうなくらい、接合部があまいです。360度回転する仕様になっており、放っておくと脱臼します。なぜか指先が造形されており(どこに力入れてんだ!)、どことなくホラーな印象があります。
タグの色が浅い、安っぽい
模造品はタグもまた袋と同じくペラッペラです。正規品はロゴが刺繍になっており、偽物は印刷になっています。そのため、正規品は刺繍を入れるだけあってタグにも厚みがあります。ちなみにリングの大きさも違いますよね・・・。
色ムラがある
個人的に偽物感が満載だと感じたのは、ところどころに発見される塗装ムラと塗装汚れです。頭部や耳、眉など結構な塗装ムラがあり、部分的に薄くはげていたり、逆にはみ出していたり。驚くほど雑です!
一つ不思議に感じたのは、こうしたフィギュアの塗装はお金かからないのかな?というところです。通常彩色の仕上げは「成形色仕上げ、塗装色仕上げ」と2種類に分けられますが、成形色の方がコストは抑えられるだろうと認識していました。
継続的な量産を見込まないからこそ、単色の塗り分け程度なら初期コストのかかる成形色仕上げではなく、塗装でいける!という判断なのかと勝手に予想しています。
安心して正規品を購入できる場所
下の表に各プラットフォームにおける特徴をまとめました。
ちなみに今回私が正規品を入手した際の購入先はToptoyの公式ショップとAmazon(Toptoy公式)です。
模造品はAliexplessで購入していますが、当然正規品も販売はされています。レビューやショップ情報を見れば偽物と判断がつくと思います。ショップ名も「Shop12XXXXXXXX0」のような作業的に作られたようなアカウントでした。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| Amazon |
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| Toptoy (公式) |
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| AliExpress |
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まとめ
- Amazon : スピードを最優先にする場合(ただし、在庫がある場合)
- Toptoy : 確実な正規品と安定性を求める場合(納期に余裕が必要)
- AliExpress : 価格の安さと品揃え重視(品質や納期のリスクを許容できる場合)
模造品は本物に比べ一回り小さく、全体的に生地感や付属品が「薄い」印象です。コストを抑えるために様々な工夫が凝らされています。逆に皮肉なしでよくここまで安く抑えるためのポイントを発見できるなと、面白ささえあります。
正規のものが欲しい人にとっては、明らかな偽物でしょーもないですが、その裏に隠された努力?としてみるなら楽しみ方もあるかもしれません!
ちなみに正規品はふわふわと柔らかく、胴体の綿もパンパンに詰められていて触り心地も良質でした。