【レビュー】映画「Michael」 - I ♡ MJ -

今日は半年前から心待ちにしていた、映画「Michael」の上映初日でした。

ようやく、映画をみることができたので映画の感想とマイケル・ジャクソンの魅力について思う存分語りたいと思います。

マイケルの歴史やゴシップなどの詳細な話ではなく、あくまでも個人としての感想ですが、ネタバレが気になる方はブラウザバック推奨です。

マイケル・ジャクソンの魅力

私がマイケル・ジャクソンを好きになったのは映画「This is it」を友人に誘われて見たことがきっかけでした。(いわゆる没後ファンというやつです)

最初はよく知らない音楽に「なんか聞いたことがあるな〜」くらいの感じで、なんとなく見ていたのですが、エンディングでマイケルがよくやる両手を広げるポーズを見た瞬間に“「美しい」”そう感じた瞬間、その存在に魅了されていました。

本当に不思議な体験ですが、その日から今日という日までマイケル・ジャクソンの音楽を聴き続けています。

楽曲もさることながら、空気感や雰囲気、マイケル・ジャクソンが放ったエネルギーに当てられた。そんな表現がしっくりきます。

映画「Michael」のメッセージ

今回描かれている、マイケル・ジャクソンの人物像はその背景やマインドにフォーカスしていて「オリジナル(自らの意志と創造)」というメッセージを強く感じ取ることができるものだと思います。

人種的な問題や宗教、父との軋轢、母の影響、音楽とビジネス、才能と孤独など、マイケル・ジャクソンが背負った光と陰。そのバックボーンには「自ら創り上げるのだ」という強い意志が育まれた軌跡を垣間見ることができます。

特に今の時代は外側に答えを求めれば、解決できることも多くなりましたが、マイケル・ジャクソンの生い立ちを見ていると、泥臭くても自分の人生は自分自身で創造するものだったのだ。と、思い出させてくれます。

中でも、作中でキャサリン・ジャクソン(マイケルの母)がマイケルに伝えた「あなたには特別な光がある。その光を世界に放ちなさい」という言葉はまさにマイケル・ジャクソンが体現していたエネルギーの原点そのものだと思います。

ストーリーについて

映画はマイケルの幼少期から「BAD」ワールドツアーの約20年の半生に焦点を当てたものです。テーマは「決別と自分の道」といったところでしょうか。

もちろん事実に基づいたフィクションのため、細かなところではニュアンスが異なる場面もありますし、当然それを2時間におさめるのですから、マイケル・ジャクソン史を知らない人からすれば、あれ急にシーンが飛んだ?みたいなことも起こります。

そういう意味ではマイケル・ジャクソンという人物をその偉業や歴史から、細かく紐解きたい人にとっては物足りないかもしれません。しかし個人的には今回の映画で伝えたいメッセージがハッキリしていたので非常に簡潔で、いい意味ですっきりしていると感じています。

キャラクターについて

主演のジャファー・ジャクソンや母役のニア・ロングなど「マイケルの空気、マインド」を感じたい私のようなファンは文句なしでその情感を俳優さんから感じることができると思います。

特に誰もが知るスーパースター、マイケル・ジャクソンの表情や仕草、ダンス。これらの表現からは主演のジャファー・ジャクソンの並外れた努力がうかがえるものです。

また、キャサリン・ジャクソンをあまり知らない私でもニア・ロングの演技、作中でマイケルに向けられる眼差しは母子の信頼関係がとてもよく表現されていて凄い役者さんだと思いました。

楽曲について

作中の楽曲はマイケル・ジャクソンを語る上では欠かせない名曲たちばかりです。「BAD」「Thriller」はもちろん、少しだけかかった「Baby be mine」「I can’t help it」も個人的には「もっと聴きたい、味わわせてくれ!」と思わせるマイケル愛たっぷりの選曲だったと思います。

次回作にも期待したい大きな理由の一つとして大好きな「Man in the mirror」を劇場で聴きたかった!普段聴いているマイケルのヘビロテリストに入っている楽曲を個人的にフルで堪能したかった!という思いに尽きます。

劇中の歌声はジャファー・ジャクソンの声とマイケル・ジャクソンの声をミックスして違和感なく再現されているようですが、それほどまでにマイケルを味わえる作品でした。

マイケルの大好きなチャーリーチャップリンの楽曲で「Smile(アルバム「History」でもカバーしている)」を何気なく歌う姿もマイケルの日常を思わせてくれる憎い演出です。

まとめ

さて、映画「Michael」ですが、2026年の現代に改めて「KING OF POP」の空気を感じさせてくれる最高の映画です。

スーパースターであるが故に自分を中心に取り巻く人間模様や思惑に、混乱させられることも決して(明らかに!)少なくはなかったでしょう。しかし常に“自分という存在”を確かに表現し続けたマイケル・ジャクソン。これは現代にも通じることがあると思います。

仕事や恋愛、人間関係。大人になると責任や周りの正しさで自分の本心を煙に巻いてしまうことがありますが、マイケル・ジャクソンが放つ「自分自身という光(内なる原動力)と創造する力」は自分を生きていいのだ!と、気持ちを楽に、勇気を与えてくれるメッセージです。

“If you wanna make the world a better place
Take a look at yourself, and then make a change”

もし世界をより良い場所にしたいと思うなら、
自分自身を見つめ直し、そこから変えていくんだ。

― Michael Jackson 『Man in the Mirror』

そんなマイケル・ジャクソンのエネルギーを存分に味わいたい方はぜひ劇場でマイケルの空気を感じてみてください!

余談

マイケルについてずーっと思っていて共感されないことがあります。

マイケル・ジャクソンとブルース・リーって共通項があるなと思っていて、二人とも身体の中心に「線」が一本通ってるように見えるんですよね〜。

さらにその流れが、マイケルは曲線的でブルース・リーは直線的といったニュアンスで、二人とも表現の形が違うだけで、身体活動も極まると無駄のない美しさみたいなところで共通するかな?と、勝手に思っています。